ホルモンバランスと季節の変わり目
季節の変わり目の不調の原因とは。
そのメカニズムについて
こんにちは。
昨日春分も過ぎ、季節の変わり目ですね。
この時期、病気ではないものの、何となく心身のコンディションが良くない方も多いと思います。季節の節目は自律神経が乱れやすく、疲労感、倦怠感、うつ症状などが現れやすいと言われています。
特に女性は毎月ホルモンバランスが変化する関係でその表れ方が顕著です。自律神経の乱れと生理による不調がダブルパンチで来る時期になりますので日頃から気を付ける事が大切です。
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。季節の変わり目などにより自律神経が乱れたり、甲状腺の機能異常などにより、この2つのホルモンの分泌バランスが崩れると生理不順やPMS(生理前症候群)になるメカニズムです。
エストロゲンは一言で言うなら女性を綺麗にしてくれるホルモンです。このホルモンが多く分泌される=生理とともに女性のからだをデトックスし、老廃物を排出すことができます。その結果、肌荒れが治ったり、痩せ体質になったりします。
プロゲステロンは、次の生理までにからだを妊娠中と同じ状態に近づけるホルモンです。そのため水分や栄養を体に溜め込みやすくなり、食欲増進、疲れやむくみが出やすくなります。
季節の変わり目は女性にとって不調の原因を特定しにくいといえるでしょう。
ホルモンバランスの乱れ一つとっても、
- 自律神経の乱れによるものなのか…
- 甲状腺の異常によるものなのか…
- ストレスによるものなのか…
- 内服薬によるものなのか…
恐らくは複合されているケースが多いと思います。
私の場合は以上の全部でした(笑)
一度乱れてしまったホルモンバランスを元通りにするには長期的な見方での体質改善が必要です。ホルモン分泌には周期がありますからそれを利用していくしかないのです。
その方法として私が試したものを分類すると、
- 自力で治していく方法
- 病院による処方
- 専門機関の手をかりる方法
の大きく3つに分けられると思います。
自力で治していく方法
一言で言うなら健康な生活を意識する、のですが、精神的な症状があると意識する事が逆にストレスを生んでしまう可能性があります。なのでストレスを溜めずに尚且つ続けられるものが良いです。
オススメなのは音楽を聞きながらヨガやジョギング、ウォーキングなどの軽い運動をする事です。好きな音楽を聞きながらなのでダブルでストレス発散になります。
病院による処方
かれこれ1年、皮膚科、婦人科、精神科、内科などドクターショッピング状態でしたが、今では皮膚科で処方される漢方薬を中心に飲み続けています。
薬は個人の体質によって合うものと合わないものが分かれます。処方箋においても同様で、こればかりは個人差なので試してみないとなんとも言えませんが、抗生物質やうつ症状を抑える薬など、強い薬を服用する際には自分の体質と相談する事が必要です。
私の場合、ホルモンバランス改善を目的に婦人科で処方された低用量ピルは合いませんでした。ピルは種類もありますので他のもので体に合ったものを見つける事が出来れば続けて良いと思います。
専門機関の手をかりる方法
骨盤矯正は体の歪みを治すことで代謝が良くなり、体質改善につながると考えられています。骨盤矯正にも色々タイプがある様で、エステサロンで美容機器を使って行うものや接骨院などでバキバキと身体を動かしてもらうものなど…
要は代謝アップの為なのでまずは入浴や運動不足を見直してからの+αとして考えると良いと思います。
まとめ
- 季節の変わり目は自律神経が乱れやすい
- 特に女性はホルモンバランスに影響
- 日常生活の見直しから自分にあった体質改善方法を見つける
忙しい毎日の中で環境の変化などにより、体質も定期的に変化します。今の自分の身体について、常に万全な理解をする事は難しいと思います。
「昨年はこんなこと無かったのに…」
という事が起きてしまったら。
それは心身からのアプローチだと考え
この機会にセルフチェックなどして見るのも良いと思います。